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ブレーキのランニングコストの考え方

ディスクブレーキはランニングコストが高いとよく言われますが、まず結論から言うと

 

利用している機材と主な利用フィールドと年間走行距離とどれくらいの期間で見るかによる。

 

だと思います。

リムブレーキのシューとディスクブレーキのパッドではディスクブレーキのパッドの方が交換サイクルが短いと言われますが、マビックのエグザリット用ブレーキシューやカンパニョーロ/フルクラム のPEO加工リム用ブレーキシューは尋常じゃない減りの早さですよ。

※PEO加工リムとはレーシングゼロナイトやシャマルミレのような黒いブレーキ面のリムのことです

 

また、カーボンリムのホイールを履いてる場合、人によってはヒルクライムレース後の下山用にアルミリムのホイールを持っていって預ける人もいます。(熱によるカーボン剥離の防止)

何より、アルミリムだろうがカーボンリムだろうがリムブレーキである限りブレーキを掛ければブレーキ面は摩耗していくので、ホイール自体が消耗品という決定的なコストデメリットもあります。

BORAもZIPPもLightweitもブレーキ面が摩耗しきったらその時点で買い替えです。

これらも、長いスパンで見ればブレーキに関わるトータルコストの一部と言えます。

 

カーボンリムのホイールを使っていて平地のサイクリングロードを週末だけ乗る、と言うパターンではランニングコストはリムブレーキの方が圧倒的に安いと思います。

カーボンリムはシューの減りは早いですが走行距離で考えればたかが知れてます。

 

アルミリムを使っていて主な使用用途が街中、ストップ&ゴーが多く毎日の走行距離が100kmを軽く超えるような人(Uber配達員やメッセンジャーなど)の場合、月にして3000km以上、年間にしたら36,000km以上ですので1台の自転車で回していたら1年でホイール買い替えになると思います。

※一般的にアルミリムの寿命は20,000〜30,000kmと言われています

 

ヒルクライム主体の場合はどうでしょうね。アルミリムにも負担が掛かりますし、カーボンリムも熱の蓄積によるダメージが心配ですね。

そして下りでブレーキシューもガンガン減ります。まぁ減るはパッドも同じなので、これも走行距離と走行頻度次第なんですかね。

 

いずれにしても、特定のシーンで「リムだ」「ディスクだ」と主張したところで、それはあくまでもその人の場合であって、一般論として語るなら様々なケースを想定しないとあまり意味はないと思います。