コッシーのお気楽サイクリング!!

ゆる〜〜〜くサイクリングを楽しんでます

神社ポタと神道

先日、新しい試みとして自転車で神社に行く道すがら、その神社の歴史や御祭神について解説するという動画を撮りました。

 

動画の中でも言っていますが私は30代くらいから神道を信仰するようになり、それ以来古事記や日本書紀などについて浅くですが学んできました。

古事記は小学校?中学校?の授業で「日本最古の書物」としてさらっと一文だけ紹介されているだけで、どのような事が書かれているかは一切教わりません。(戦後、GHQに古事記の教育を禁止された為)

 

実は古事記と言うのは日本の成り立ちについて、古代神話から第33代の推古天皇までを物語として書き記した書物です。

ギリシャ神話(ゼウス、アテナ、ポセイドンなど)、ローマ神話(アポロン、マルス、ヴィーナスなど)、北欧神話(オーディン、ロキ、フレイヤなど)などはご存知の方もいるかと思いますが、それらと並ぶ日本の神話になります。

天照大御神(アマテラス)や素戔嗚尊(スサノオ)、日本武尊(ヤマトタケル)くらいなら聞いたことあるという方もいるのではないでしょうか。

 

科学の時代にはなっても、科学は科学、神話は神話と区別して、自分が育った国や地域が古(いにしえ)神話の時代からどのように今に繋がってきたのかを受け入れている欧米人は多いですが、日本はせっかく古事記という神話をまとめた書物があるにも関わらずそれに触れることなく育ち、日本の成り立ちを知らない人が沢山いるというのは日本人にとって、日本という国にとって不利益な事だと常々思っていました。

 

とは言え、古事記を読めと言ってもよほど興味のある人しか読まないと思います。

なのでサイクリングの目的地を神社にして、その神社にまつわる話でもしたらほんの少しでも興味を持ってくれる人が一人や二人くらいはいるんじゃないか?と思って始めてみました。

今後、シリーズ化して従来のサイクリング動画や漕ぎトーークに加えて行こうと思っているので是非見てみてください。

youtu.be

 

ここまで読んで早くも古事記に少し興味を持った方がもしいたら、個人的には以下の書籍をオススメします。

中田敦彦のYoutube大学でも紹介していましたが、漫画でとてもわかりやすく書いてあるので気軽に読み進められます。古事記の代表的なエピソードに絞っているのも良いですね。

そしてこれが一番のオススメポイントなのですが、なんとKindle版なら現在無料で読むことができます。

まずはここから触りの部分に触れてみると良いんじゃないでしょうか。

 

こちらは古事記の解説書です。実際の古事記は物語として書かれていますが、この本は物語ではなく古事記にどのような事が書いてあるかについて、エピソード(ストーリー)や登場する神々、背景などについて解説しています。

とてもわかりやすい内容になっているので、これを読むだけでも古事記について概ね理解できるんじゃないかと思います。

 

古事記を出来るだけオリジナルのストーリーのまま読んでみたい、という人にお勧めなのがこちらの本です。

古事記は漢文と万葉仮名が混じった文字で書かれているので普通の人(もちろん自分も)には到底読むことが出来ません。

それを現代語に翻訳して書いているのがこ本で、著者は明治天皇の玄孫としてテレビなどにも出ている竹田恒泰氏です。

 

三冊とも読みましたが、それぞれターゲットが異なるのでまずは漫画からでも全然良いと思いますので是非読んでみて頂きたいです。