よく疲れていても気持ちでカバーするとか気力で乗り切るって言いますが、現実はそう上手くはいかないもので、経験上身体の健康が落ち込んでくると次第に心の方も引っ張られ、心の健康が落ち込んでくると身体の方も引っ張られる事が多いように思います。
疲労が続いたり病気がちになると気が滅入って来るものですし、気持ちが沈んでいると体を動かす気力も落ちてきて免疫も落ちて来るってことなんだと思います。
残念ながら人の体はヤジロベーのようにどちらかが下がったらどちらが上がる、と言う風には出来ていないようです。
心と身体、どちらかでも疲れを感じたらとにかく休むのが一番だと思っています。
身体を動かしている方がかえって楽、と言うのは多分気のせいだと思います。
身体を適度に動かして血流を良くし、疲労物質を分散させるアクティブレストと言う考え方もありますが、それ本当にレストになってますか?
本当の意味でアクティブレストが出来ている人って、ちゃんとトレーナーがついて休息の重要さを熟知している一定以上のアスリートで、アマチュアの人ほどアクティブレストでも頑張ってしまってる人が多いように感じます。
頑張ったら疲労回復どころか単なる疲労の蓄積でしかないですよ。
温かいお風呂に浸かって、力のつくものをしっかり食べて、ぐっすりと寝る。
心も身体も疲労回復はこれに尽きると思います。
僕は基本、人生6〜7割の力で生きてます😁
頑張ってないので大して疲労も残りません。
それでも頑張らなきゃいけない時は頑張りますが、その代わり頑張ったあとはしっかり休みます。十分過ぎるくらいに。
そんなのサボる口実でしょ?と思う人もいるかもしれませんが、そもそも僕には趣味においてサボると言う概念はありません。日課やノルマなどを課してないので。
別にそれで生活掛かってる訳でもなければ人生掛けてる訳でもないですから、好きな時にやって休みたい時に休む。
休んでパフォーマンスが落ちたところでどうと言うことはないです。だから休んでも何の罪悪感もないですし後悔もしません。
楽しいと思うことだけやる。楽しくないことはやらないがモットーです。
それが良いのか悪いのかはわかりませんし考え方は人それぞれですが、少なくとも自分はここ10年以上、疲れが抜けなくて常になんとなく怠いとか、精神的に落ち込んで何もやる気が起きないとか、そう言う事はなく心身ともに常に元気が続いてます。
嫌な事があっても食べるか寝るかで大概忘れます。
人間、適度に頑張るのは良いですが頑張り過ぎるのは良くないんじゃないかと思います。
ま、人生において「ここが踏ん張りどころ」って言うのは誰しも一度や二度ありますけどね。
皆さんも心と身体、どちらも元気いられるように気をつけてくださいね。
どっちかだけじゃダメですよ。心と身体、両方です。