Part2はフォークのお話しです。
ロードバイクのフォーク形状はベンド形状とストレート形状の2タイプあります。
最近はストレートが多いですがクロモリは比較的ベンドが多い傾向にあります。
2つの違いを見てみましょう。
ベンドフォーク
ベンドフォークとはシティサイクルのようにフォークが前方に向かってカーブしているタイプです。
直進安定性が良く、フォークの曲がりが路面からの衝撃を吸収してくれるので乗り心地が良くなる傾向にあります。
ネオプリマートをはじめ、多くのクロモリロードバイクで採用されています。
ストレートフォーク
ストレートフォークは文字通りヘッドからフォークエンドまで曲がりが無い真っすぐなフォークです。
コーナリング性能が良くキビキビしたフィーリングになりますが振動吸収性はベンドフォークに比べて劣ります。
クロモリではコルナゴのMaserX Lightが採用しています。
Masterの走行性能の高さはフレームの設計はもちろん、ストレートフォークが効いてるように思います。
GIOSのAIRONEや、既に廃盤ですがFUJIのSINARIもストレートフォークですね。
どちらが良いかは一概に言えません。メーカーはフォークも含めてフレームを設計してますので、フレーム全体としての設計思想によるものが大きいと思います。
因みにカーボンフォーク=ストレート、クロモリフォーク=ベンド、と言う訳ではないです。
カーボンフォークでもベンド形状はありますしクロモリフォークでもストレートはあります。
僕が以前乗っていた赤のネオプリマートはコロンバス製のカーボンベンドフォークを付けていました。アンカーのRNC7もカーボンフォークを選べますがカーボンでもベンドです。
どっちが良い悪いではなく、1つの目安としてベンドだと乗り心地や直進安定性が良さそうだ、ストレートだとコーナリングが良さそうだけど突き上げは少しありそうだ、と言うざっくりした傾向はイメージしやすいと思います。
個人的な好みを言えばベンドの方が好きですかね。
(コーナリングよりも直進安定性を重視)
#クロモリ #ロードバイク