コッシーのお気楽サイクリング!!

ゆる〜〜〜くサイクリングを楽しんでます

富士山五合目!!

昨日はゆるサイのメンバーと富士山に上ってきました。
と言っても自転車でなので、もちろん五合目までですが。

河口湖からだとまだこれくらいの富士山も、
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自転車でえっちらおっちら上って行くと


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こんなに近く、大きく見えてちょっと感動しました。
まぁ近いも何も上ったわけですがw


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さて、話は少し巻き戻りまして、すばるラインの料金所を過ぎてからは各自自分のペースでバラけて走ったのですが、もちろん体重0.1t超えの僕は女子にもついて行けない程の超スローペース。

マイペースでのんびり上って、1合目、2合目あたりまでは超苦しいながらも何とか上れていたのですが、3合目に差し掛かったあたりでしょうか、脚が軽く攣ってきまして、さらには急に頭痛と吐き気がしてきて、ちょうど樹海台と言うパーキングがあったのでパーキングに自転車を止めて様子見。


今まで自転車に乗ってて頭痛や吐き気がした事などなかったので、なんかちょっとヤバいのかな?と思って一応、魔サッキーさん、きゃしさん、如月さんにメール。
5合目まで行けないかもしれないので、皆がゴールして休憩が終わったら待ってないで降りてきちゃって良いですと。

正直、ここで心が折れそうになりました。「ここ皆が降りて来るのを待って、一緒に降りるか?」そんな考えも頭をよぎりました。
なんせ、頭が痛いとか気持悪いなんて初めての経験なので、今思えばかなり弱気になってたんでしょうね。
でも何故か「リタイヤするのはここじゃない。」って思ったんですよね。

最近、「じゃあいつやるの?今でしょう!」ってフレーズが流行ってますが、リタイヤはいつでも出来るのだから、それは本当にもう限界と言うところまで取っておこう。今は取りあえず前に進もう。
何十回休もうと、途中で自転車を降りて押して歩こうと、上れるところまで上って、皆が降りて来て落ち合ったところで引き返せば良い。リタイヤするのは今じゃない、そう自分に言い聞かせて再発進しました。

実際、途中何度も脚をついて休んだり、キツい勾配の途中で脚をついてしまうとゼロ発進出来なくなるので、勾配が落ち着くまで自転車を押して歩きもしました。

それでも自分の中で決めていたのは、最低限止まる時は100m単位で路肩に設置されてる道路標のところで止まろう、道路標と道路標の間で止まるのは辞めようと。
小さな小さな目標ですが、こうする事によってあと数十メーター頑張ろうとか、道路標まで着たけど勾配がそれほどでもないから次の道路標まで続けて走ろうとか、辛いながらも何となく気持ちが前に向いてくれます。

ちなみに道路標には五合目までの残り距離が100m単位で書いてあります。
残り10kmを切ったあたりからでしょうか。「9.9!、、、9.8!、、、9.7!」と大声で残り距離を口に出しながら通過してました。もはや気持を繋ぎ止められるのは100mずつ数字が減っていく道路票だけだったので。

残り5kmを切り、3kmを切ったあたりからでしょうか、「ひょっとしたら皆が降りて来るまでに間に合うかも?」と微かな希望が見えてきて、とは言ってもスピードは全然上がらず、さらにここへ来て再び両足攣ったりして、時間だけが無情に過ぎて行く。

それでも、どうにかこうにか五合目まで上りきる事が出来ました。
ちょうど皆もこれから下に降りようと動き始めたところだったらしく、間一髪で合流に間に合いました。
間近で見る富士山は大迫力で感動ものでしたね。

これが富士ヒルだったらDNFで足切りされるタイムだけど、今回の挑戦は自分にとってとても意味のあるものでした。

本当に良い経験が出来ました。

また、行き帰りと運転してくださった魔サッキーさん、おつかれさまでした&ありがとうございました。

でも、もう当分山は良いですw