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冬と夏での空気抵抗の違い

夏と冬で空気抵抗がどの程度違うか計算してみました。

空気抵抗は
空気抵抗係数×前面投影面積×空気密度×(速度×1000/3600)^2÷2
で求められますが、空気抵抗係数と前面投影面積は同じ条件と仮定すると単純に気圧の違いだけになるはずなので、
空気密度×(速度×1000/3600)^2÷2
が成り立つと思います。

空気密度は
ρ=P/{R(t+273.15)}
で求めます。
Pは気圧、Rは乾燥空気の気体定数(2.87), tは気温(℃)。

東京の1月と8月の平均気圧、平均気温はそれぞれ

1月 1015.8hPa/6.3℃
8月 1009.9hPa/27.1℃
です。これをさっきの公式で計算すると、1月と8月の空気密度は
1月 1.2665kg/m^3
8月 1.1720kg/m^3
になります。

空気密度が出たので、最初に書いた
空気密度×(速度×1000/3600)^2÷2
で計算すると、例えば時速35km/hで走っている時の空気抵抗はそれぞれ
1月 59.85N
8月 55.39N
になります。(空気抵抗係数、前面投影面積除く)

比率にすると、約9%の違いです。
9%違うと言うことは、同じスピードで走る為に9%余計に出力を出さなければいけない、と言うことになるんじゃないかと思います。
計算間違えてたら訂正しますので遠慮なくご指摘ください。